高祖港と三高港
「高祖港」の西波止(手前)と「三高港」沖波止(奥)
「能美島」北部にある「三高港」は「音戸大橋」から25km以上あるため車ではアクセスし難いですが、広島港から発着するフェリーを利用すれば約40分で行くことができます。「三高港」のすぐ西には情報誌でたびたび紹介される「高祖港」もあるので、当サイトでは
高祖港
三高港
の順に紹介します。
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高祖港
港内側から見た高祖港の波止
駐車スペース:少ない
トイレ:なし
自動販売機:
常夜灯:あり
電線:なし
係留船:多い
波除け:普通
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「高祖港」は「三高港」のすぐ西にある沖波止を備えた港です。荷物をコンパクトにまとめれば「三高港」のフェリー桟橋から徒歩15分ほどで入釣できますが、先行者がいる場合は釣り座が狭くなりがちなので、あまりオススメできません。
メインの釣り場となる西波止はやや短いものの、何度も情報誌で紹介されてきたので、入釣者は比較的多いポイントです。波除けの高さや上の部分の幅は標準的で、電線のない常夜灯が設置されています。周辺は潮が適度に流れ、沖はやや浅いものの、根掛かりが少なく釣りやすいです。ただし、沖向きは冬の北西風をまともに受けるため、事前に天気予報で確認しておきましょう。沖に設置されている「沖波止」との水道部は潮が複雑に流れ、水深もありますが船の出入りが多いので注意が必要です。
釣り場としてはサビキ釣りでアジ、イワシ、サバ、ウキ釣りでサヨリ、スズキ、タチウオ、チヌ、メバル、投げ釣りでアイナメ、カレイ、キス、ベラ、マダイ、エギングでイカの釣果が報告されています。
付け根付近の波除け。看板があるのに継目にゴミ・・・
波止付け根から見た港内岸壁
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波除け上から見た付け根付近。墨跡が・・・
同場所から見た先端向き(港内側)
先端と沖波止との水道部
先端から付け根方向
同上(港内側)
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三高港
三高港の長波止
駐車スペース:あり
トイレ:あり
自動販売機:あり
常夜灯:なし
電線:-
係留船:港内は多い
波除け:やや低い
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「広島港」からのフェリーが発着する「三高港」では、フェリー桟橋の西にある「長波止」や待合所の東にある「短波止」から釣りをすることができます。どちらも2020年1月時点ではフェンス等は設置されていませんが、釣り人のマナー低下によって釣り禁止になる可能性が高いため、トラブルのないよう注意してください。
メインの釣り場となる「長波止」周辺は浅く、捨て石が入っているため低潮位時は釣り難いポイントです。波止の下の部分は高潮位時に潮がかぶるほど低いですが、波除けの上の部分は広く足場が良いため、波除け上に釣り座を構えましょう。常夜灯は設置されていないので夜釣りの場合はヘッドライト等を持参する必要があります。波止の係留船は少ないですが、船の往来は多いため、トラブルのないように注意しましょう。付近にカキ打ち場があるためか、浅い釣り場にしては魚影が濃く、近投でも実績豊富な釣り場です。特にチヌの実績が高く、冬でもダンゴやフカセで狙う常連の釣り人がいるようです。
次に待合所の東にある「短波止」ですが、情報誌では投げ釣りでアイナメ、カレイ、キス、ベラが狙えるポイントとして紹介されています。周囲は浅いものの、過去に40cm級のアイナメが釣れたこともあるようです。
港内から見た長波止と手前の桟橋
長波止付け根の横にある小波止
同上を別角度から
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小波止先端の足下
長波止付け根から先端向き
付け根横にあるスベリ
中間付近から先端向き
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長波止先端手前のすこし広い台座から先端方向
同上から付け根向き。潮位が高いと下の部分が浸かります
長波止先端部
先端と沖波止との水道部
↓YouTubeで歩き撮り動画を公開しています。
高祖港(江田島市)
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高祖港と三高港
↓地図左にある「L」字型の部分が「高祖港」の西波止、マークポイントが「三高港」の長波止
高祖港・・・広島県江田島市沖美町高祖
三高港・・・広島県江田島市沖美町三吉
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新版 空撮 波止ガイド 広島・山口東部版
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