駐車スペース：あり
トイレ：なし
自動販売機：あり
常夜灯：あり
電線：付け根付近まであり
係留船：港内に多い
波除けは高い
倉橋島と東能美島を結ぶ「早瀬大橋」のすぐ南にあるのが「早瀬漁港」です。急流で知られる「早瀬瀬戸」に面するため、潮は速く流れますが、昔から情報誌で紹介されてきた有名釣り場で、現在でも多くの釣り人が訪れています。
「早瀬漁港」には「早瀬大橋」側に「北波止」、港の南側に「南波止」があり、2020年1月時点ではフェンス等は設置されておらず釣りをすることができます。今後フェンス等が設置される可能性が高いので、ゴミのポイ捨てや迷惑駐車はしなように、マナーを守って釣りを楽しみましょう。当サイトでは
北波止
南波止
として紹介します。
北波止
北波止は「へ」の字型をした波止で、付け根からコーナーまではやや浅いですが、先端に向けて深くなっていきます。波止の波除けは高く、上の部分の幅がやや狭いので、上から釣る場合は十分注意しましょう。波止には常夜灯が設置されていないため、夜釣りの場合はヘッドライト等を持参する必要があります。
釣り場としては、沖は水深があり、「早瀬瀬戸」に面するため、かなり速い潮が流れます。投げ釣りでは仕掛け投入直後からガンガン流され、根掛かりが多発することも多いため、小潮か潮止まり前後が釣りやすいです。コーナーから先端はスリット状の波止になっているため、港内側も比較的速い潮が流れるので、初心者には厳しいポイントだと思います。
周辺は潮が速いためか魚影が濃く、釣れる魚も良型が多いです。2019年から2020年にかけてはブリの釣果が多く報告され、調査に訪れた日もジギングでハマチが5本釣れていました。サビキ釣りでアジやイワシがよく釣れるポイントなので、飲ませ釣りで狙うのも面白いでしょう。
南波止
「南の波止」は「Ｌ」字型の波止で周囲には敷石が入っています。波除けは高く、上の幅が狭いため、上から釣る場合は必ずライフジャケットを着用しましょう。
波止先端には電線のない常夜灯が設置されているため、夜釣りでは「北波止」よりも人気が高く、タチウオの釣れる時期は釣り座が狭くなりがちなので、無理な割り込みはしないようにしましょう。港が小さく係留船は少なめですが、船の出入りはゼロではないので、トラブルのないように気をつけましょう。
釣り場としては、「南の波止」も速い潮が流れるため、投げ釣りでは仕掛けが流されると根掛かりが多発しやすいため、小潮や潮止まり前後が比較的釣りやすいです。良型実績の多い釣り場なので玉網の持参をオススメします。
「南の波止」にも波止があるのですが、2020年1月に調査した時は延長工事中でした。工事が完了するまでは近づかないようにしましょう。
倉橋島・早瀬漁港広島県呉市音戸町早瀬前の釣り場-倉橋島・釣士田港
次の釣り場-能美島・深江漁港
